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2021.12.18

名倉堂の歴史 その2

こんにちは。
戸田市美女木・笹目エリア、まつなが接骨院です。

今回は、前回のまつなが接骨院ブログに引き続き歴史的な話題!
江戸時代から続く、現在の接骨院・整骨院の礎ともなっている「骨接ぎ」名倉堂について。

さて「骨接ぎ」というのは日本伝統の骨折・捻挫に対する治療術です。最近整骨院・接骨院がマッサージ屋さんのようになっていたり、思われたりしているのが残念で仕方ありません。

江戸の末期から明治の始めにかけて、日本の医学は従来の漢方医学から西洋医学に移行しました。
じつは当時、骨接ぎといえば「千住の名倉堂」の他にも「日本橋の百瀬」「池之端の永順」といった名家があったそうです。
しかし現在では、西洋医学を併用した名倉堂だけが残っています。

その名倉堂、じつは明治の文豪である森鴎外の『渋江抽斎』、それから夏目漱石の『道草』にも記載が出てきます。
当時、それだけ名前が知られていたという事ですね。

ちなみに「肩こりの語源は夏目漱石」というトリビア、以前ブログでも紹介した事があります。

その漱石先生、何でも明治4年に骨折して、名倉整骨院で治療を受けていたそうです。

……うーん。
自分で調べて、ちょっと感慨深い。
そんな「骨接ぎ」名家・名倉堂の歴史でした!

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