させ前回に引き続きぎっくり腰について書こうと思います
今日は原因についてです。
このことに関しても多くの患者さんと話していると
「重い物を持った時など大きな外力」
が原因となると話す方が多いです。
もちろんこの回答は正解です。
ただ・・・
あまり知られてないのですがもう1つ原因があるのです。
それは先ほど書いたような大きな外力ではなく
「私生活の中にある軽微な外力です」
例えば
・朝起きて伸びをした際
・着替えてきた際
など、ぎっくり腰にならないような原因でなります。
これはよく僕が患者さんに説明するときに例えるのがコップの水です。
コップに水を入れて続けると、いつかは溢れます。
それと同様に腰の負担も蓄積し、腰痛が軽微な外力の時に限界に達し
筋肉を傷つけて肉離れを起こしぎっくり腰になってしまうのです。
なぜこの話を書いたかというと
後者の方が圧倒的に治りが悪いからです。
その理由としては前者は大きな外力が加わるので
最初から傷も大きく動きがかなり制限され
多くの患者さんが安静にするからです。
逆に後者は軽微な外力なので傷も小さく
最初の症状は違和感程度しかない場合が多いです。
そのためごまかしながら生活していると、傷が徐々に裂けていき
気づいた時には傷も症状も前者よりひどくなってしまうのです。
そのような理由から普段の腰痛や、わずかな違和感でも
早めに接骨院や整形外科などの病院で治療することをお勧めします